Q1. 太陽光発電システムの設備により効果は?
A. 太陽光発電による発電量や省エネ機器との最適な組み合わせにより、光熱費を少なくする総合効果があります。

<主なポイント>

1.自家消費分を賄い3段目電気料金から削減できる。
  3段目削減効果
   電気は使うほど料金単価が高くなるのが早い。
1ヶ月の買電量"

・太陽光発電が自家発電するので買う電力量が削減できます。
・買う電力が単価の高い領域(3段目料金)に入るのが遅い。

2.余った電気を電力会社に売電できる。
余った電気

3.時間帯別電灯契約で更に電気代を節約できる。
余った電気は

また、お客様(家族全員)が節電意識を持つことで、平均約15%の節電が可能です。

Q2. パネルを設置した屋根裏の温度は夏が涼しく、冬が暖かい?
A. 設置前後で屋根裏の温度に下記のような変化があります。

季節 屋根裏表面温度
モジュール表面温度
屋根材はカラーベスト
野地板(天井面)表面温度 温度差
太陽光設置前 太陽光設置
夏場 70℃ 49.32℃ 38.40℃ -10.92℃
冬場 -5℃ 3.12℃ 8.35℃ +5.23℃
Q3. 天候で発電量はどれくらい変わりますが?
A. 天候による1日の日射量変化は次のようになります。
日射量
Q4. 季節によって発電量が変わるのはなぜですか?
A. 「外気温の変化」と「日射時間の変化」により、発電量は変わります。
地域により気象条件が異なりますのでいちがいに云えませんが、愛媛の場合、1年の中で5月が最高の発電量となります。
Q5. よく聞く4kWシステムってどういうこと?
A. 太陽電池モジュール(パネル)1枚の最高出力を200Wとした場合、20枚設置すると、4000W、つまり4kWのシステムになります。
パネルの外寸をざっと1m×1mとすると、このパネルを屋根などに20枚取り付けられるお宅を指します。
Q6. 全国平均でどれくらい発電するのですか?
A. 4.0kWの太陽光発電システムの年間予測発電量は約4,923kWhになります。
年間予測発電量とは…
 1.地域/季節/時刻/天候等による日射強度変化
 2.設置角度/温度上昇/ガラス面の汚れによる損失
 3.回路/パワーコンディショナーの損失等を差し引いた値です。
Q7. 全国の1世帯あたりの年間平均消費電力量はどれくらいですか?
A. 年間で約4,500kWhです。
 <例>四国地区の場合、年間約106,800円(月平均約8,900円)に相当します。(電力会社資料より)
 <参考>1戸建て住宅で4人家族の電気代は月平均12,000~13,000円程度です。
Q8. 太陽光発電で余った電気を高く買い取ってくれるって聞いたんですが?
A.平成28年4月より余剰電力の買取価格は1kW=33円(税込)。
   → 10年間固定で買取しています。
  10kW以上の買取価格は、1kW=24円(税抜)。
   → 20年間固定で買取しています。
 
  ※ ただし、買取価格には見直しがあります。
Q9. 災害等で停電した時、太陽光発電の電気を使うことはできますか?
A.停電時、自立運転機能に切り替えることで、最大1500Wまで電力使用可能です。ただし、太陽光発電による電力の為、日射量が不足する場合や、夜間などは使用できません。          
自立コンセントにラジオやテレビを接続すれば、停電中でも最新の情報を的確に得ることが出来ます。
また携帯電話を充電すれば、家族や遠くの親類に安否情報サービスなどを通じて安全を知らせる事ができます。電気ポットでお湯を沸かしたり、冷蔵庫で、食品を冷やすことも可能です。(機種・容量により不稼働の場合もあります。)

使用を避けたほうが良い電気機器
・電力大容量タイプの電気機器  例:エアコンやオーブンレンジなど
・突入電流(※3) が大きな電気機器  例:工業用ポンプや大型テレビなど

※3 機器のスイッチを入れた時に、通常の電流よりも遥かに大きい電流が短時間に流れることがあり、これを突入電流といいます。

他には…
電源が切れると故障する可能性が高い機器、例えばデスクトップ・パソコンは、最悪の場合、ハードディスクの破損等にもつながるので、接続を避けたほうが良いでしょう。

Q10. オール電化とは?
A. オール電化とは、家庭で用いる全てのエネルギーを電気に一本化することを指します。

具体的には、これまでガスを使用していた「ガステーブル」を「IHクッキングヒーター」に交換し、ガス給湯器を「エコキュート」または「電気温水器」に変える。
また、石油ファンヒーターやガスファンヒーターを「エアコン」「床暖房」「蓄熱式ヒーター」などに交換することを指します。

オール電化の場合、これまで別々だった電気とガスのエネルギー源を電気に一本化することで、電気代の基本料金の割引があります。
また、電力プランを夜間電力に変更して、夜間の割安な電力を使ってお湯や暖房の熱源をとることによりかなりの経済的なメリットを受けることができます。電力会社の試算によると標準的な家庭で月間1万円前後の光熱費削減効果が期待できるとされています。

フリーダイヤル 0120-303-539